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間接受け身とは?試験で出る頻出ポイントを紹介
間接受け身は直接受け身よりも構造がやや難しく、迷惑の感情(=迷惑の受け身)や、所有物への影響を受け身で表す(=「所有・持ち主の受け身」)という、特徴的な表現になっています。試験でも狙われるポイントですのでぜひチェックしてみましょう。 目次 間接受け身とは何か 直接受け身との違い 文法構造と使い方のポイント 【試験対策】頻出ポイントと注意点 誤用分析から見る指導のコツ まとめ 間接受け身とは何か 間接受け身とは、話者が動作主の行為の影響を間接的に受けるような受け身文のことです。 間接受け身の大きな特徴は・動作主と受け手の関係が間接的である・対応する能動文がないなど。 「(私は他の人に自分の)服を汚された」「鞄を盗まれた」「日記を読まれた」など、受け手本人ではなくその持ち物などに動作が及ぶ場合や、「優秀な部下に辞められてしまった」のように動作主の行為によって主語(受け手)が間接的に影響を受ける場合などがこの間接受け身になります。 直接受け身との違い 直接受け身は、主語が動作主からの動作を直接受ける受け身文です。 「(私は)先生に呼ばれた」「(私は)母に褒められた」など、「誰か(何か)が誰か(何か)によって、直接何かをされる」という意味の文になります。 直接受け身の文には対応する能動文があり、能動文と受け身文の書き換えが可能です。 母が 私を 褒めた →私は 母に 褒められた 先生が 私を 呼んだ →私は 先生に 呼ばれた など。 一方、間接受け身は動作主と受け手の関係が直接的ではなく、このように対応する能動文を持ちません。 直接受け身の文には対応する能動文があり、能動文と受け身文の書き換えが可能です。 例) 出かけようとしたら、突然雨に降られた。 笑わせようと変な顔をしたら、赤ちゃんに泣かれてしまった。 このような文の場合、直接受け身のように単に動作主と受け手を入れ替えて「✕雨が私に(を)降った」や「✕赤ちゃんが私に(を)泣いた」などと言うことができません。 このように対応する能動文が存在しない受け身の文を「間接受け身」と言います。 間接受け身には「所有の受け身」「迷惑の受け身」などの種類があります。...
間接受け身とは?試験で出る頻出ポイントを紹介
間接受け身は直接受け身よりも構造がやや難しく、迷惑の感情(=迷惑の受け身)や、所有物への影響を受け身で表す(=「所有・持ち主の受け身」)という、特徴的な表現になっています。試験でも狙われるポイントですのでぜひチェックしてみましょう。 目次 間接受け身とは何か 直接受け身との違い 文法構造と使い方のポイント 【試験対策】頻出ポイントと注意点 誤用分析から見る指導のコツ まとめ 間接受け身とは何か 間接受け身とは、話者が動作主の行為の影響を間接的に受けるような受け身文のことです。 間接受け身の大きな特徴は・動作主と受け手の関係が間接的である・対応する能動文がないなど。 「(私は他の人に自分の)服を汚された」「鞄を盗まれた」「日記を読まれた」など、受け手本人ではなくその持ち物などに動作が及ぶ場合や、「優秀な部下に辞められてしまった」のように動作主の行為によって主語(受け手)が間接的に影響を受ける場合などがこの間接受け身になります。 直接受け身との違い 直接受け身は、主語が動作主からの動作を直接受ける受け身文です。 「(私は)先生に呼ばれた」「(私は)母に褒められた」など、「誰か(何か)が誰か(何か)によって、直接何かをされる」という意味の文になります。 直接受け身の文には対応する能動文があり、能動文と受け身文の書き換えが可能です。 母が 私を 褒めた →私は 母に 褒められた 先生が 私を 呼んだ →私は 先生に 呼ばれた など。 一方、間接受け身は動作主と受け手の関係が直接的ではなく、このように対応する能動文を持ちません。 直接受け身の文には対応する能動文があり、能動文と受け身文の書き換えが可能です。 例) 出かけようとしたら、突然雨に降られた。 笑わせようと変な顔をしたら、赤ちゃんに泣かれてしまった。 このような文の場合、直接受け身のように単に動作主と受け手を入れ替えて「✕雨が私に(を)降った」や「✕赤ちゃんが私に(を)泣いた」などと言うことができません。 このように対応する能動文が存在しない受け身の文を「間接受け身」と言います。 間接受け身には「所有の受け身」「迷惑の受け身」などの種類があります。...
登録日本語教員とは?最短で目指す試験ルートのメリット・デメリットと実践研修について
「日本語教師として活躍したいけれど、新しく始まった『登録日本語教員』の資格はどうやって取ればいいの?」 「養成講座に通うべきか、それとも試験を受けるべきか悩んでいる……」2024年4月からスタートした日本語教師の国家資格「登録日本語教員」。資格の取得方法にはいくつかルートがありますが、「仕組みが複雑でよくわからない」という声を多く耳にします。結論から言うと、登録日本語教員になるには「養成機関ルート」と「試験ルート」の2つが基本となります。そして、もしあなたが「費用を抑えたい」「最短で資格を取得したい」と考えているなら、「試験ルート」が非常に強力な選択肢になります。この記事では、登録日本語教員の制度概要から、試験ルートの詳細、見落としがちな「実践研修」の中身、そして各ルートのメリット・デメリットまでを徹底的に解説します。 目次 そもそも「登録日本語教員」とは?制度の概要 【徹底解説】ルートの種類・試験ルートで登録日本語教員になる流れ 見落としがちな難所「実践研修」とは? 「養成機関ルート」vs「試験ルート」メリット・デメリットの比較 試験ルートで最短合格を掴むためのポイント まとめ そもそも「登録日本語教員」とは?制度の概要 「登録日本語教員」とは、国が認めた日本語教師の国家資格です。これまで日本語教師の要件は民間基準(420時間講座の修了、日本語教育能力検定試験の合格など)に委ねられていましたが、日本語教育の質の向上と、教師の社会的地位の確立(キャリアや待遇の改善)を目指し、新たに法制化されました。現在、国が指定する「認定日本語教育機関」で教えるためには、この登録日本語教員の資格が必須となります。資格取得までの基本的な流れは、「国が実施する試験(日本語教員試験)への合格」と「登録実践研修機関における実践研修の修了」の2つをクリアし、文部科学省へ申請・登録を行う形となります。 【徹底解説】ルートの種類・試験ルートで登録日本語教員になる流れ 登録日本語教員になるためのルートは、ご自身のこれまでの経歴や、これからかけられる時間・予算によっていくつかの選択肢に分かれます。 1. ルートの種類 登録日本語教員になるためのルートは、大きく分けると「養成機関ルート」と、一発試験に挑む「試験ルート」の2つが基本となります。さらに、これまでの日本語教師としての実務経験や保有資格(旧試験の合格者など)がある場合は、試験や研修の一部が免除される「経過措置」が用意されています。しかし、これから新しくゼロから目指す方や、最短・最安で資格を取得したい方にとっては、「試験ルート」が最も現実的で強力な選択肢となります。 2. 試験ルートの全体像 試験ルートで資格を取得する場合、学歴などの要件を満たした上で、以下の3ステップを順にクリアしていくことになります。 基礎試験(筆記):日本語教育に必要な基礎知識の網羅 応用試験(聴解問題を含む筆記):現場での対応力や実践的な知識の測定 実践研修(実技・演習):教壇に立つための実技研修 この3つすべてに合格・修了し、文部科学省へ申請することで、晴れて国家資格「登録日本語教員」として登録されます。 3. 日本語教員試験の内容 試験ルートの要となる「日本語教員試験」は、大きく「基礎試験」と「応用試験」に分かれています。(マークシート方式) 基礎試験120分: 日本語教育を行うために必要な基礎的知識が問われます 応用試験150分: 読解(100分)と聴解(50分程度)に分かれて実施されます。現場での対応力など、より実践的かつ深い知識が問われます。...
登録日本語教員とは?最短で目指す試験ルートのメリット・デメリットと実践研修について
「日本語教師として活躍したいけれど、新しく始まった『登録日本語教員』の資格はどうやって取ればいいの?」 「養成講座に通うべきか、それとも試験を受けるべきか悩んでいる……」2024年4月からスタートした日本語教師の国家資格「登録日本語教員」。資格の取得方法にはいくつかルートがありますが、「仕組みが複雑でよくわからない」という声を多く耳にします。結論から言うと、登録日本語教員になるには「養成機関ルート」と「試験ルート」の2つが基本となります。そして、もしあなたが「費用を抑えたい」「最短で資格を取得したい」と考えているなら、「試験ルート」が非常に強力な選択肢になります。この記事では、登録日本語教員の制度概要から、試験ルートの詳細、見落としがちな「実践研修」の中身、そして各ルートのメリット・デメリットまでを徹底的に解説します。 目次 そもそも「登録日本語教員」とは?制度の概要 【徹底解説】ルートの種類・試験ルートで登録日本語教員になる流れ 見落としがちな難所「実践研修」とは? 「養成機関ルート」vs「試験ルート」メリット・デメリットの比較 試験ルートで最短合格を掴むためのポイント まとめ そもそも「登録日本語教員」とは?制度の概要 「登録日本語教員」とは、国が認めた日本語教師の国家資格です。これまで日本語教師の要件は民間基準(420時間講座の修了、日本語教育能力検定試験の合格など)に委ねられていましたが、日本語教育の質の向上と、教師の社会的地位の確立(キャリアや待遇の改善)を目指し、新たに法制化されました。現在、国が指定する「認定日本語教育機関」で教えるためには、この登録日本語教員の資格が必須となります。資格取得までの基本的な流れは、「国が実施する試験(日本語教員試験)への合格」と「登録実践研修機関における実践研修の修了」の2つをクリアし、文部科学省へ申請・登録を行う形となります。 【徹底解説】ルートの種類・試験ルートで登録日本語教員になる流れ 登録日本語教員になるためのルートは、ご自身のこれまでの経歴や、これからかけられる時間・予算によっていくつかの選択肢に分かれます。 1. ルートの種類 登録日本語教員になるためのルートは、大きく分けると「養成機関ルート」と、一発試験に挑む「試験ルート」の2つが基本となります。さらに、これまでの日本語教師としての実務経験や保有資格(旧試験の合格者など)がある場合は、試験や研修の一部が免除される「経過措置」が用意されています。しかし、これから新しくゼロから目指す方や、最短・最安で資格を取得したい方にとっては、「試験ルート」が最も現実的で強力な選択肢となります。 2. 試験ルートの全体像 試験ルートで資格を取得する場合、学歴などの要件を満たした上で、以下の3ステップを順にクリアしていくことになります。 基礎試験(筆記):日本語教育に必要な基礎知識の網羅 応用試験(聴解問題を含む筆記):現場での対応力や実践的な知識の測定 実践研修(実技・演習):教壇に立つための実技研修 この3つすべてに合格・修了し、文部科学省へ申請することで、晴れて国家資格「登録日本語教員」として登録されます。 3. 日本語教員試験の内容 試験ルートの要となる「日本語教員試験」は、大きく「基礎試験」と「応用試験」に分かれています。(マークシート方式) 基礎試験120分: 日本語教育を行うために必要な基礎的知識が問われます 応用試験150分: 読解(100分)と聴解(50分程度)に分かれて実施されます。現場での対応力など、より実践的かつ深い知識が問われます。...
エスノセントリズムとは?異文化理解で注意すべき考え方
エスノセントリズムとは何か。試験に出たことがある用語としての「エスノセントリズム」をしっかり教育現場レベルまで落とし込む事で勉強を勉強だけで終わらせない工夫を提言します。 目次 エスノセントリズムとは何か 日本語教育と異文化理解の関係 文化相対主義との違い 【試験対策】頻出ポイントと関連用語 指導のポイント まとめ エスノセントリズムとは何か エスノセントリズム、英語圏の人類学ではethnocentrismと表現されるこの言葉はethno-つまり民族、文化的集団、人種に関する言葉とcentrism中心主義が合わさった言葉です。「エスノセントリズム」とカタカナでの記載は言葉の成り立ちが少々見えにくくなってしまっているかもしれません。意味は「自分の文化こそがすべて」のように自分が所属する文化をさも中心に捉えて他の文化を判断することです。結果として他の文化を下に見る態度につながることもあります。 私たち日本人はご飯を食べるときお箸を使います。このお箸を使うということが当たり前だとすると食事に箸を使わない文化圏は「野蛮」と考えてしまう可能性があります。このように、自分が所属する文化圏こそが全て、他は悪といった排他的考え方のベースになってしまう見解こそがエスノセントリズムです。 日本語教師として様々なバックグラウンドを持つ外国人学生を相手に教壇に立つとき、エスノセントリズムは単なる文法知識の不足より重大な問題を引き起こす可能性があります。 日本語教育と異文化理解の関係 想像してみてください。あなたは今日初めて学校へ行きました。クラスには色々な言語が飛び交っています。様子を見ながら恐る恐る隣の人に話しかけたらウズベキスタン出身でした。あたりを見渡すとやはりさまざまな国の出身者がいる模様です。授業前の雑談はこれから始まる学習に不安と期待を抱かせてくれました。授業が始まる直前、先生が教室に入ってきました。開口一番「主食がジャガイモじゃない国出身者は話にならん!」と言ったとしましょう。どう感じるでしょうか?それまで持っていた不安や期待はすべて嫌悪に満ち溢れてしまうことでしょう。これはもはや文法の話以前の問題です。 実際ここまで極端な先生はいないと思いますが、日本語教育の現場では様々なバックグラウンドを持つ学生がたくさんいます。むしろ、日本語学校の教室にいる日本人はあなた一人といった方が適切かもしれません。初めて話した日本人があなただった、なんていう学習者が、もしかしたらいるかもしれません。日本人の代表になり得る日本語教師。あなたの考え方が「日本人全体」の印象を決めてしまうかもしれません。エスノセントリズムは注意すべき極めて危険な考え方といっても過言ではないでしょう。 \お得な期間限定キャンペーン実施中!短期合格を目指す方は今すぐチェック/ 日本語教員試験対策は「合格パック」詳細はこちら 文化相対主義との違い では、どういった考え方が健全なのでしょうか。この答えはcultural relativism、文化相対主義です。ざっくり言うと「どの文化にもそれぞれの価値がある」という考え方です。 「主食がジャガイモじゃない国の出身者は話にならん!」と迷言を残した先生の例に戻りましょう。これを聞いた非ジャガイモ国の学生はさぞかし落胆したことでしょう。しかし、もし先生が「えー、ジャガイモもパンも米も麺も等しくうまい!」と言っていたらどうでしょう。そうです。これがcultural relativism、文化相対主義です。 ただ、正確には、 「私はジャガイモが好き!しかし、パン、米、麺が劣っているわけじゃない」 というほうが適切かもしれません。 文化相対主義は、ある文化を文化的背景やコンテクストの中で理解しようとする考え方です。必ずしもその文化を好きである必要はありませんが決して否定的に捉えず、「そういうのもあるよね」としておくスタイルが大事です。そうですね、「好きである必要はないが理解しようと努力してみる」くらいの表現がしっくりくるのかもしれません。 【試験対策】頻出ポイントと関連用語 もし世界が統一されて一つの文化しかなかったら、エスノセントリズムも文化相対主義の考え方も存在しなかったかもしれません。異なる文化があり、異なる文化背景を持つ人々が交流するからそこ、先述の概念が生まれるのです。そして、その異なる文化背景を持つ者たちが交流することを異文化コミュニケーションと呼びます。時として試験用語は必要以上に難しく表現されることがありますが、実は私たちの身近なところにあるごく自然なことだったりすることも多々あります。...
エスノセントリズムとは?異文化理解で注意すべき考え方
エスノセントリズムとは何か。試験に出たことがある用語としての「エスノセントリズム」をしっかり教育現場レベルまで落とし込む事で勉強を勉強だけで終わらせない工夫を提言します。 目次 エスノセントリズムとは何か 日本語教育と異文化理解の関係 文化相対主義との違い 【試験対策】頻出ポイントと関連用語 指導のポイント まとめ エスノセントリズムとは何か エスノセントリズム、英語圏の人類学ではethnocentrismと表現されるこの言葉はethno-つまり民族、文化的集団、人種に関する言葉とcentrism中心主義が合わさった言葉です。「エスノセントリズム」とカタカナでの記載は言葉の成り立ちが少々見えにくくなってしまっているかもしれません。意味は「自分の文化こそがすべて」のように自分が所属する文化をさも中心に捉えて他の文化を判断することです。結果として他の文化を下に見る態度につながることもあります。 私たち日本人はご飯を食べるときお箸を使います。このお箸を使うということが当たり前だとすると食事に箸を使わない文化圏は「野蛮」と考えてしまう可能性があります。このように、自分が所属する文化圏こそが全て、他は悪といった排他的考え方のベースになってしまう見解こそがエスノセントリズムです。 日本語教師として様々なバックグラウンドを持つ外国人学生を相手に教壇に立つとき、エスノセントリズムは単なる文法知識の不足より重大な問題を引き起こす可能性があります。 日本語教育と異文化理解の関係 想像してみてください。あなたは今日初めて学校へ行きました。クラスには色々な言語が飛び交っています。様子を見ながら恐る恐る隣の人に話しかけたらウズベキスタン出身でした。あたりを見渡すとやはりさまざまな国の出身者がいる模様です。授業前の雑談はこれから始まる学習に不安と期待を抱かせてくれました。授業が始まる直前、先生が教室に入ってきました。開口一番「主食がジャガイモじゃない国出身者は話にならん!」と言ったとしましょう。どう感じるでしょうか?それまで持っていた不安や期待はすべて嫌悪に満ち溢れてしまうことでしょう。これはもはや文法の話以前の問題です。 実際ここまで極端な先生はいないと思いますが、日本語教育の現場では様々なバックグラウンドを持つ学生がたくさんいます。むしろ、日本語学校の教室にいる日本人はあなた一人といった方が適切かもしれません。初めて話した日本人があなただった、なんていう学習者が、もしかしたらいるかもしれません。日本人の代表になり得る日本語教師。あなたの考え方が「日本人全体」の印象を決めてしまうかもしれません。エスノセントリズムは注意すべき極めて危険な考え方といっても過言ではないでしょう。 \お得な期間限定キャンペーン実施中!短期合格を目指す方は今すぐチェック/ 日本語教員試験対策は「合格パック」詳細はこちら 文化相対主義との違い では、どういった考え方が健全なのでしょうか。この答えはcultural relativism、文化相対主義です。ざっくり言うと「どの文化にもそれぞれの価値がある」という考え方です。 「主食がジャガイモじゃない国の出身者は話にならん!」と迷言を残した先生の例に戻りましょう。これを聞いた非ジャガイモ国の学生はさぞかし落胆したことでしょう。しかし、もし先生が「えー、ジャガイモもパンも米も麺も等しくうまい!」と言っていたらどうでしょう。そうです。これがcultural relativism、文化相対主義です。 ただ、正確には、 「私はジャガイモが好き!しかし、パン、米、麺が劣っているわけじゃない」 というほうが適切かもしれません。 文化相対主義は、ある文化を文化的背景やコンテクストの中で理解しようとする考え方です。必ずしもその文化を好きである必要はありませんが決して否定的に捉えず、「そういうのもあるよね」としておくスタイルが大事です。そうですね、「好きである必要はないが理解しようと努力してみる」くらいの表現がしっくりくるのかもしれません。 【試験対策】頻出ポイントと関連用語 もし世界が統一されて一つの文化しかなかったら、エスノセントリズムも文化相対主義の考え方も存在しなかったかもしれません。異なる文化があり、異なる文化背景を持つ人々が交流するからそこ、先述の概念が生まれるのです。そして、その異なる文化背景を持つ者たちが交流することを異文化コミュニケーションと呼びます。時として試験用語は必要以上に難しく表現されることがありますが、実は私たちの身近なところにあるごく自然なことだったりすることも多々あります。...
【日本語教員試験】TBLTとは?タスク中心の授業の作り方を知ろう
TBLT(Task-Based Language Teaching)は、文法や文型の習得そのものではなく、日本語を使って具体的な課題を達成することを重視する教授法です。本記事では、TBLTの基本的な考え方、TSLTとの違い、授業の流れ、教師の役割、評価方法について具体例を交えて解説します。さらに、日本語教員試験で想定される出題形式や、試験対策で押さえておきたい関連用語も紹介します。 目次 TBLT(Task-based language teaching)とは? TBLTの活動の流れ 教師の役割とは? 日本語教員試験の出題方法とは? まとめ TBLT(Task-based language teaching)とは? TBLTは「Task-Based Language Teaching」の略で、日本語では「タスクベース・タスク中心の言語教育法」や「課題遂行型の教育法」などと言われます。従来のような文型中心ではなく実践を通して学ぼうという考え方で、実際の言語の使用場面を想定したさまざまな言語活動(「タスク」と言います)を行い、相手に伝えるために試行錯誤をし、講師や周りの学習者からフィードバックをもらいながら取り組む過程を通して言語を習得していく方法です。 文法積み上げ型のアプローチでは「可能形」「条件形」「○○構文の使い方」といった、学習すべき文法・文型が先に設定されており、知識を学んだあとでそれを使う会話練習を行うのが一般的です。しかしTBLTでは、必ずしもこうした順番に沿って学習をするわけではありません。文型の習得を目的に据えるのではなく、「その言語を使って○○をする」という目的のある「タスク」を達成することが目標です。意図を伝え合うことに重きが置かれるため、初めから正確に語彙や文法を使うことは重視されません。 TBLTの指導法 TBLTでは、「今日は○○という文型を学習しましょう」などの導入は行いません。代わりに、「自己紹介をする」「お店で注文をする」「道を聞く」「ミスを謝罪する」「スケジュール調整の依頼をする」などのタスクが設定されます。学習言語を使って具体的な言語活動をおこなうことで、「この時はどう言えばいいんだろう」という疑問が生まれます。タスクを通してなんと言えばいいかわからなかったり躓いたりしたことを、他の学習者と一緒に考えたり教師からのフィードバックを受けたりして「なるほど、こういう言い方があるのか!」「この使い方は違うのか!」と理解し、学習者自らが気づきを得て、活動の中で語彙や文法、必要な表現を身に着けていくという流れです。 教師の側も、文法積み上げ型とは異なるアプローチが求められます。TBLTにおける「教師」とは、前に立って知識を教える人というよりは「学習者の活動を観察し、学習者自身のタスクへの取り組みや気づきを促すファシリテーター」のような役割です。 カリキュラムを組む場合も、簡単な語彙文法から徐々に難度の高いものへとレベルを上げていく文法中心のアプローチとは違い、学習者の学習目的に合わせて「どんなことができるようになる必要があるのか」を洗い出し、「できるようになるべき言語行動」をリスト化して授業で扱うタスクを決め、その場面に必要な語彙文型を抽出する、という流れでカリキュラムを組みます。 「どんなことができるようになるのか」という言葉を聞いてピンときた方もいるかもしれませんが、この「学習言語を使って何ができるか」を中心に言語能力を考える考え方は、まさにCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)や文化庁の「日本語教育の参照枠」で採用されている「Can-do statement」とも共通しています。 現在言語教育の分野では、「従来のような理論重視の学習ではなく、実用的でコミュニケーションに特化した言語教育を進めよう」という流れがあり、タスクベース型を採用するケースが増えています。TBLTが注目されているのは、こうした教育的トレンドの影響もあるのですね。 TBLTとTSLT TBLT(タスクベース型)は既にある程度の学習歴があったり、実際にその国に住んで第二言語として学んでいる学習者にとっては実生活と結びついた形で実践ができるため、普段の生活でも実用性を感じやすいです。しかし、日常的に学習言語に触れる機会がなくインプットが少ない学習者や、文法もしっかり学びたいという学習者にとっては「理屈が分からないのになんとなく話している気がする・・・」「やはりしっかり説明してもらえないと、勉強している手ごたえがない」と感じ、十分に効果が得られない場合もあります。また、進学や就職などで試験が必要な学習者にとっては、進路に必要な知識が十分に身につかないというデメリットもあります。 そうしたケースでは完全なタスクベース型ではなく、語彙文法の学習も取り入れたTSLTという教育法が有効です。TSLTは「Task-Supported Language Teaching(タスク支援型言語指導)」で、TBLTのタスク学習と文法積み上げ型のような練習形態の両方を混ぜた学習法です。タスクに必要な語彙文法・文型を明示的に練習しつつ実践に取り組めるため、言語知識の面もカバーすることができます。...
【日本語教員試験】TBLTとは?タスク中心の授業の作り方を知ろう
TBLT(Task-Based Language Teaching)は、文法や文型の習得そのものではなく、日本語を使って具体的な課題を達成することを重視する教授法です。本記事では、TBLTの基本的な考え方、TSLTとの違い、授業の流れ、教師の役割、評価方法について具体例を交えて解説します。さらに、日本語教員試験で想定される出題形式や、試験対策で押さえておきたい関連用語も紹介します。 目次 TBLT(Task-based language teaching)とは? TBLTの活動の流れ 教師の役割とは? 日本語教員試験の出題方法とは? まとめ TBLT(Task-based language teaching)とは? TBLTは「Task-Based Language Teaching」の略で、日本語では「タスクベース・タスク中心の言語教育法」や「課題遂行型の教育法」などと言われます。従来のような文型中心ではなく実践を通して学ぼうという考え方で、実際の言語の使用場面を想定したさまざまな言語活動(「タスク」と言います)を行い、相手に伝えるために試行錯誤をし、講師や周りの学習者からフィードバックをもらいながら取り組む過程を通して言語を習得していく方法です。 文法積み上げ型のアプローチでは「可能形」「条件形」「○○構文の使い方」といった、学習すべき文法・文型が先に設定されており、知識を学んだあとでそれを使う会話練習を行うのが一般的です。しかしTBLTでは、必ずしもこうした順番に沿って学習をするわけではありません。文型の習得を目的に据えるのではなく、「その言語を使って○○をする」という目的のある「タスク」を達成することが目標です。意図を伝え合うことに重きが置かれるため、初めから正確に語彙や文法を使うことは重視されません。 TBLTの指導法 TBLTでは、「今日は○○という文型を学習しましょう」などの導入は行いません。代わりに、「自己紹介をする」「お店で注文をする」「道を聞く」「ミスを謝罪する」「スケジュール調整の依頼をする」などのタスクが設定されます。学習言語を使って具体的な言語活動をおこなうことで、「この時はどう言えばいいんだろう」という疑問が生まれます。タスクを通してなんと言えばいいかわからなかったり躓いたりしたことを、他の学習者と一緒に考えたり教師からのフィードバックを受けたりして「なるほど、こういう言い方があるのか!」「この使い方は違うのか!」と理解し、学習者自らが気づきを得て、活動の中で語彙や文法、必要な表現を身に着けていくという流れです。 教師の側も、文法積み上げ型とは異なるアプローチが求められます。TBLTにおける「教師」とは、前に立って知識を教える人というよりは「学習者の活動を観察し、学習者自身のタスクへの取り組みや気づきを促すファシリテーター」のような役割です。 カリキュラムを組む場合も、簡単な語彙文法から徐々に難度の高いものへとレベルを上げていく文法中心のアプローチとは違い、学習者の学習目的に合わせて「どんなことができるようになる必要があるのか」を洗い出し、「できるようになるべき言語行動」をリスト化して授業で扱うタスクを決め、その場面に必要な語彙文型を抽出する、という流れでカリキュラムを組みます。 「どんなことができるようになるのか」という言葉を聞いてピンときた方もいるかもしれませんが、この「学習言語を使って何ができるか」を中心に言語能力を考える考え方は、まさにCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)や文化庁の「日本語教育の参照枠」で採用されている「Can-do statement」とも共通しています。 現在言語教育の分野では、「従来のような理論重視の学習ではなく、実用的でコミュニケーションに特化した言語教育を進めよう」という流れがあり、タスクベース型を採用するケースが増えています。TBLTが注目されているのは、こうした教育的トレンドの影響もあるのですね。 TBLTとTSLT TBLT(タスクベース型)は既にある程度の学習歴があったり、実際にその国に住んで第二言語として学んでいる学習者にとっては実生活と結びついた形で実践ができるため、普段の生活でも実用性を感じやすいです。しかし、日常的に学習言語に触れる機会がなくインプットが少ない学習者や、文法もしっかり学びたいという学習者にとっては「理屈が分からないのになんとなく話している気がする・・・」「やはりしっかり説明してもらえないと、勉強している手ごたえがない」と感じ、十分に効果が得られない場合もあります。また、進学や就職などで試験が必要な学習者にとっては、進路に必要な知識が十分に身につかないというデメリットもあります。 そうしたケースでは完全なタスクベース型ではなく、語彙文法の学習も取り入れたTSLTという教育法が有効です。TSLTは「Task-Supported Language Teaching(タスク支援型言語指導)」で、TBLTのタスク学習と文法積み上げ型のような練習形態の両方を混ぜた学習法です。タスクに必要な語彙文法・文型を明示的に練習しつつ実践に取り組めるため、言語知識の面もカバーすることができます。...
アカデミック・ジャパニーズとは?つまずく理由と指導法|例題付きで分かりやすく解説!
今回はアカデミック・ジャパニーズと、それと関連するBICS(生活言語能力)、CALP(学習言語能力)についての解説です。一般的に言う「日本語」と何が違うのか?指導法は?など、試験と現場両方で使える知識です。 目次 アカデミック・ジャパニーズの定義と特徴 CALPとBICSの違いとは? 学習言語能力と専門日本語の関係 【試験対策】出題傾向と頻出ポイント 学習者の課題と指導の工夫 まとめ アカデミック・ジャパニーズの定義と特徴 アカデミック・ジャパニーズ(Academic Japanese)とは、大学や大学院などの教育の場で必要な日本語力のことです。授業を聞いて理解する力はもちろん、専門書や学術書、論文を読みこなす読解力や、レポートや論文を書く能力、授業や学会などで口頭発表をしたりディスカッションをしたりするスキルも含みます。 大学以降の高等教育では授業やテストを受けるだけではなく、自ら情報を整理して分析し、レポートや論文などの形にまとめたり、それを発表したりするスキルが必要です。 日本語教育の現場ではその入り口として、作文指導や論文やレポートの書き方の基礎、グループディスカッションや簡単なプレゼンテーションから学んでいきます。進学先の大学でも、授業の一環で書き方の指導を行ってくれる場合もありますが、入学前に他の学生と並んで自主的に取り組めるだけの力をつけておくことが望ましいです。 CALPとBICSの違いとは? アカデミックな日本語の習得を考えるときに、学習言語能力(CALP)と生活言語能力(BICS)の二つの考え方が参考になります。 生活言語能力(Basic Interpersonal Communicative Skills)は日常生活に必要な言語能力のことです。伝え合うための言語運用力、というとわかりやすいと思います。 日常会話は相手の表情や声の調子、ジェスチャーなどのコンテクスト(場面や文脈)があるため、言語能力だけに頼らなくてもやりとりが可能です。日常的に日本語を使用したり継続して学習したりできれば、1~2年での習得が可能と言われています。 一方、学習言語能力(Cognitive Academic Language Proficiency)は、学校の教科学習などに必要な、「新しいことを学ぶために必要な言語能力」を指します。テキストを読んで内容を理解したり、概念や論理を理解してまとめたりするときに必要な言語スキルですね。 日常会話はコンテクストがあり、短いやり取りでも成立します。しかし何かを学習するときの言語は、言語能力だけで論理を追ったり、聞いた内容から文脈を理解しなければならないため、より抽象的・論理的な言語力が必要になります。そのため、学習言語能力は生活言語能力よりも難度が高く、習得には一般的に5~7年、場合によってはそれよりも長くかかるといわれています。 外国から日本に移住してきた子どもたちなどは、「話すとペラペラなのにテストは全くできない」ということがよくあります。これは、生活言語能力(BICS)よりも学習言語能力(CALP)の方が習得が難しく、時間がかかるためです。 教科学習では「交点座標」「~幕府」などの用語や問題文特有の言い回し(「~としてふさわしくないものを選べ」など)もあり、習得が難しいのです。そのため、日常会話とは別のアプローチが必要になります。 \お得な期間限定キャンペーン実施中!短期合格を目指す方は今すぐチェック/ 日本語教員試験対策は「合格パック」詳細はこちら ...
アカデミック・ジャパニーズとは?つまずく理由と指導法|例題付きで分かりやすく解説!
今回はアカデミック・ジャパニーズと、それと関連するBICS(生活言語能力)、CALP(学習言語能力)についての解説です。一般的に言う「日本語」と何が違うのか?指導法は?など、試験と現場両方で使える知識です。 目次 アカデミック・ジャパニーズの定義と特徴 CALPとBICSの違いとは? 学習言語能力と専門日本語の関係 【試験対策】出題傾向と頻出ポイント 学習者の課題と指導の工夫 まとめ アカデミック・ジャパニーズの定義と特徴 アカデミック・ジャパニーズ(Academic Japanese)とは、大学や大学院などの教育の場で必要な日本語力のことです。授業を聞いて理解する力はもちろん、専門書や学術書、論文を読みこなす読解力や、レポートや論文を書く能力、授業や学会などで口頭発表をしたりディスカッションをしたりするスキルも含みます。 大学以降の高等教育では授業やテストを受けるだけではなく、自ら情報を整理して分析し、レポートや論文などの形にまとめたり、それを発表したりするスキルが必要です。 日本語教育の現場ではその入り口として、作文指導や論文やレポートの書き方の基礎、グループディスカッションや簡単なプレゼンテーションから学んでいきます。進学先の大学でも、授業の一環で書き方の指導を行ってくれる場合もありますが、入学前に他の学生と並んで自主的に取り組めるだけの力をつけておくことが望ましいです。 CALPとBICSの違いとは? アカデミックな日本語の習得を考えるときに、学習言語能力(CALP)と生活言語能力(BICS)の二つの考え方が参考になります。 生活言語能力(Basic Interpersonal Communicative Skills)は日常生活に必要な言語能力のことです。伝え合うための言語運用力、というとわかりやすいと思います。 日常会話は相手の表情や声の調子、ジェスチャーなどのコンテクスト(場面や文脈)があるため、言語能力だけに頼らなくてもやりとりが可能です。日常的に日本語を使用したり継続して学習したりできれば、1~2年での習得が可能と言われています。 一方、学習言語能力(Cognitive Academic Language Proficiency)は、学校の教科学習などに必要な、「新しいことを学ぶために必要な言語能力」を指します。テキストを読んで内容を理解したり、概念や論理を理解してまとめたりするときに必要な言語スキルですね。 日常会話はコンテクストがあり、短いやり取りでも成立します。しかし何かを学習するときの言語は、言語能力だけで論理を追ったり、聞いた内容から文脈を理解しなければならないため、より抽象的・論理的な言語力が必要になります。そのため、学習言語能力は生活言語能力よりも難度が高く、習得には一般的に5~7年、場合によってはそれよりも長くかかるといわれています。 外国から日本に移住してきた子どもたちなどは、「話すとペラペラなのにテストは全くできない」ということがよくあります。これは、生活言語能力(BICS)よりも学習言語能力(CALP)の方が習得が難しく、時間がかかるためです。 教科学習では「交点座標」「~幕府」などの用語や問題文特有の言い回し(「~としてふさわしくないものを選べ」など)もあり、習得が難しいのです。そのため、日常会話とは別のアプローチが必要になります。 \お得な期間限定キャンペーン実施中!短期合格を目指す方は今すぐチェック/ 日本語教員試験対策は「合格パック」詳細はこちら ...
日本語教員試験は独学では無理?おすすめテキストよりも「TCJ合格パック」が選ばれる理由
国家資格「登録日本語教員」を目指す際、まず検討するのが市販テキストによる独学ではないでしょうか。しかし、安易に独学をスタートさせた結果、「これほど難しいと思わなかった」と行き詰まってしまう方が後を絶ちません。今回は、日本語教員試験の独学における現実と、挫折を回避して最短合格を掴むための解決策をご紹介します。 目次 独学の落とし穴:市販テキストだけで合格は可能なのか? 独学志望者にこそTCJの「日本語教員試験短期合格パック」がおすすめ 独学の最大の敵「孤独」を解消するコミュニティ すでに他教材を購入してしまった方へ:お得な「乗り換え特典」のご案内 まとめ:効率的な投資が「合格への最短ルート」 独学の落とし穴:市販テキストだけで合格は可能なのか? 「おすすめテキスト」をネットで検索し、参考書を買い揃えて学習を始める。一見効率的に見えますが、独学には特有の難しさがあります。日本語教育の知識がまったくない状態からの完全独学は、非常にハードルが高いのが現実です。 1. 初見では太刀打ちできない「専門用語」の壁 日本語教員試験の範囲は、言語学、心理学、社会、歴史と多岐にわたります。市販テキストは要点がまとまっている分、基礎知識がない状態では、解説文に使われている言葉そのものの意味を調べるだけで時間が過ぎてしまいます。「何から学べばいいかわからない」「テキストを読んでも頭に入ってこない」というのは、独学者が最初にぶつかる大きな壁です。 2. 「不合格=1年を無駄にする」というプレッシャー 日本語教員資格の取得ルートは複数ありますが、養成講座に通うルートは、修了までに半年〜1年程度の期間が必要です。試験直前になって「独学では無理だ」と気づいても、そこから通学講座に切り替えてその年の合格を目指すのは物理的に困難です。結局、その年の受験を諦め、翌年以降のために高い受講料を払って養成講座に通い直すことになり、結果として時間も費用も大きくロスしてしまうケースが少なくありません。 独学志望者にこそTCJの「日本語教員試験短期合格パック」がおすすめ 「養成講座に通う時間や予算はないけれど、市販教材だけの独学には限界を感じている」「通学の養成講座はハードルが高いけれど、市販のテキストによる独学では不安……」そんな方にこそ、TCJのEラーニング講座(短期合格パック)が選ばれています。 専門用語の壁を崩す、丁寧な映像解説 テキストの文字面を追うだけでは理解しにくい概念も、映像授業ならスムーズに吸収できます。専門用語の壁を崩す、プロの講師による丁寧に嚙み砕いたな映像解説は、テキストを読むだけでは得られない「納得感」があります。 合格者の声 「用語解説などが非常に丁寧で、独学で受けようとしている人にとっても非常に親切な内容でだと感じました。自分で参考書を読むだけでは得られない納得感があります」 常に最新!試験制度の変化に対応 2024年4月に国家資格化してまだ間もない現在、試験傾向は激しく変化しています。一度出版されたテキストは情報が古くなることがありますが、TCJの講座は最新の試験制度に合わせて内容がアップデートされます。 合格者の声 「講座内容が常にアップデートされており、新しい試験制度にも対応していたので非常に助かりました」 合格パックに含まれるもの ●学習ガイド●国家試験対策集中講座-動画講座-テキスト └電子版:ブックビューワー └冊子版:郵送●国家試験対策ゼミ-動画収録-演習回答用紙●直前対策(重点ポイント解説講義)-動画収録-日本語教員試験概要-読解対策問題・回答解説-聴解対策問題・回答解説●Webアプリ 日本語教員試験一発合格 一問一答「1500」●実践研修の優先予約権一般募集に先立ち実践研修の優先予約が可能です。 ※本合格パックの受講期間は購入日から3年間です。(翌年以降の対策も◎)※申込者限定で、合格に向けた「学びの交流会」を開催しています。 \本講座の詳細や最新情報はこちら!短期合格を目指す方は今すぐチェック/...
日本語教員試験は独学では無理?おすすめテキストよりも「TCJ合格パック」が選ばれる理由
国家資格「登録日本語教員」を目指す際、まず検討するのが市販テキストによる独学ではないでしょうか。しかし、安易に独学をスタートさせた結果、「これほど難しいと思わなかった」と行き詰まってしまう方が後を絶ちません。今回は、日本語教員試験の独学における現実と、挫折を回避して最短合格を掴むための解決策をご紹介します。 目次 独学の落とし穴:市販テキストだけで合格は可能なのか? 独学志望者にこそTCJの「日本語教員試験短期合格パック」がおすすめ 独学の最大の敵「孤独」を解消するコミュニティ すでに他教材を購入してしまった方へ:お得な「乗り換え特典」のご案内 まとめ:効率的な投資が「合格への最短ルート」 独学の落とし穴:市販テキストだけで合格は可能なのか? 「おすすめテキスト」をネットで検索し、参考書を買い揃えて学習を始める。一見効率的に見えますが、独学には特有の難しさがあります。日本語教育の知識がまったくない状態からの完全独学は、非常にハードルが高いのが現実です。 1. 初見では太刀打ちできない「専門用語」の壁 日本語教員試験の範囲は、言語学、心理学、社会、歴史と多岐にわたります。市販テキストは要点がまとまっている分、基礎知識がない状態では、解説文に使われている言葉そのものの意味を調べるだけで時間が過ぎてしまいます。「何から学べばいいかわからない」「テキストを読んでも頭に入ってこない」というのは、独学者が最初にぶつかる大きな壁です。 2. 「不合格=1年を無駄にする」というプレッシャー 日本語教員資格の取得ルートは複数ありますが、養成講座に通うルートは、修了までに半年〜1年程度の期間が必要です。試験直前になって「独学では無理だ」と気づいても、そこから通学講座に切り替えてその年の合格を目指すのは物理的に困難です。結局、その年の受験を諦め、翌年以降のために高い受講料を払って養成講座に通い直すことになり、結果として時間も費用も大きくロスしてしまうケースが少なくありません。 独学志望者にこそTCJの「日本語教員試験短期合格パック」がおすすめ 「養成講座に通う時間や予算はないけれど、市販教材だけの独学には限界を感じている」「通学の養成講座はハードルが高いけれど、市販のテキストによる独学では不安……」そんな方にこそ、TCJのEラーニング講座(短期合格パック)が選ばれています。 専門用語の壁を崩す、丁寧な映像解説 テキストの文字面を追うだけでは理解しにくい概念も、映像授業ならスムーズに吸収できます。専門用語の壁を崩す、プロの講師による丁寧に嚙み砕いたな映像解説は、テキストを読むだけでは得られない「納得感」があります。 合格者の声 「用語解説などが非常に丁寧で、独学で受けようとしている人にとっても非常に親切な内容でだと感じました。自分で参考書を読むだけでは得られない納得感があります」 常に最新!試験制度の変化に対応 2024年4月に国家資格化してまだ間もない現在、試験傾向は激しく変化しています。一度出版されたテキストは情報が古くなることがありますが、TCJの講座は最新の試験制度に合わせて内容がアップデートされます。 合格者の声 「講座内容が常にアップデートされており、新しい試験制度にも対応していたので非常に助かりました」 合格パックに含まれるもの ●学習ガイド●国家試験対策集中講座-動画講座-テキスト └電子版:ブックビューワー └冊子版:郵送●国家試験対策ゼミ-動画収録-演習回答用紙●直前対策(重点ポイント解説講義)-動画収録-日本語教員試験概要-読解対策問題・回答解説-聴解対策問題・回答解説●Webアプリ 日本語教員試験一発合格 一問一答「1500」●実践研修の優先予約権一般募集に先立ち実践研修の優先予約が可能です。 ※本合格パックの受講期間は購入日から3年間です。(翌年以降の対策も◎)※申込者限定で、合格に向けた「学びの交流会」を開催しています。 \本講座の詳細や最新情報はこちら!短期合格を目指す方は今すぐチェック/...
【日本語教員試験】聴解問題対策 プロミネンスとイントネーションの違いとは?
本記事では日本語教員試験の聴解で狙われやすい、プロミネンス・イントネーションについて解説します。アクセントや発音とも混同されやすい概念なので、違いをしっかり押さえて、聴解試験で聞き分けられるようにしましょう。 目次 日本語教員試験の出題方法とは? プロミネンスとは 句末・文末イントネーションとは まとめ 日本語教員試験の出題方法とは? 日本語教育能力検定試験の聴解では、学習者や教師の発話を聞き、学習者の発音上の問題点を指摘させるような問題形式がよく出題されてきました。日本語教員試験でもその流れを踏み、実際の教育現場を想定して、学習者に素早く的確なフィードバックをするための聴解力を測る問題が出題されると考えられます。 これまでの問題傾向としては、①語単位の発話を聞き、高低がどのように変化したかという「アクセントの型」を答えさせる問題や、②発音上の問題点として「拍の長さ」「アクセントの下がり目」「プロミネンス」「文末イントネーション」のどれに問題があるかを見極めるような問題が出題されていました。 このような問題では、用語の意味をよく理解し、聞いた音声の違和感が何によるものかを瞬時に判断するというスキルが求められます。 例題 これから教師と学習者が話します。学習者の発音上の問題点として正しいものを選んでください。 教師「どこに行ったんですか。」学習者「北海道に行ったんです。」 a 拍の長さb プロミネンスc アクセントの下がり目d 文末イントネーション 答え 正解はb。この問題例では、「どこに行ったんですか」という質問に対し「行ったんです」という部分にプロミネンスを置いて回答しています。 会話の流れとしては、教師が質問している「どこに」という要素が重要な部分になるため、回答としては「北海道に」の部分にプロミネンスを置いて発話するのが自然です。 「行ったんです」の部分にプロミネンスを置いた場合「行ったかどうか」に焦点が当たるため、不自然に聞こえます。 プロミネンスとは プロミネンスとは、言語の分野で「話している内容の中で特に伝えたい場所を際立たせること」を指します。英語のprominence(顕著、突出すること)から来ており、日本語では「卓立」と言ったりもします。 わたしたちは話すときに、質問の中で特に何を聞きたいのか、どんな質問に対する回答なのか、または文の中でどこが新情報なのかなどを強調するために、一部を大きくゆっくり発音したり、音のピッチを上げて発音したりします。 例えば「昨日ラーメンを食べた」という文でも①いつ食べたのかを明確にしたい場合は「昨日ラーメンを食べた。」 ②何を食べたのかを明確にしたい場合は「昨日ラーメンを食べた。」 のように下線部の音を高く、抑揚がはっきりするように発音するかと思います。このとき、他の部分よりも強調して話される部分にプロミネンスがあることになります。 \お得な期間限定キャンペーン実施中!短期合格を目指す方は今すぐチェック/ 日本語教員試験対策は「合格パック」詳細はこちら 句末・文末イントネーションとは 「イントネーション」は文単位での音の高さの変わり方や抑揚のことです発話意図によって、平調、上昇調、下降調などが組み合わされ、使い分けられます。 「アクセント」としばしば混同されやすい用語ですが、「アクセント」のほうは単語単位での高さや強さの強勢の位置のことです。日本語では高低アクセントのことを指し、「橋」や「箸」、「雨」や「飴」、「日本」や「二本」のように、音の高さによって単語の意味が変わります。関西方言などでは同じアクセントで発音されることもあり、地域によってアクセントのパターンは異なります。...
【日本語教員試験】聴解問題対策 プロミネンスとイントネーションの違いとは?
本記事では日本語教員試験の聴解で狙われやすい、プロミネンス・イントネーションについて解説します。アクセントや発音とも混同されやすい概念なので、違いをしっかり押さえて、聴解試験で聞き分けられるようにしましょう。 目次 日本語教員試験の出題方法とは? プロミネンスとは 句末・文末イントネーションとは まとめ 日本語教員試験の出題方法とは? 日本語教育能力検定試験の聴解では、学習者や教師の発話を聞き、学習者の発音上の問題点を指摘させるような問題形式がよく出題されてきました。日本語教員試験でもその流れを踏み、実際の教育現場を想定して、学習者に素早く的確なフィードバックをするための聴解力を測る問題が出題されると考えられます。 これまでの問題傾向としては、①語単位の発話を聞き、高低がどのように変化したかという「アクセントの型」を答えさせる問題や、②発音上の問題点として「拍の長さ」「アクセントの下がり目」「プロミネンス」「文末イントネーション」のどれに問題があるかを見極めるような問題が出題されていました。 このような問題では、用語の意味をよく理解し、聞いた音声の違和感が何によるものかを瞬時に判断するというスキルが求められます。 例題 これから教師と学習者が話します。学習者の発音上の問題点として正しいものを選んでください。 教師「どこに行ったんですか。」学習者「北海道に行ったんです。」 a 拍の長さb プロミネンスc アクセントの下がり目d 文末イントネーション 答え 正解はb。この問題例では、「どこに行ったんですか」という質問に対し「行ったんです」という部分にプロミネンスを置いて回答しています。 会話の流れとしては、教師が質問している「どこに」という要素が重要な部分になるため、回答としては「北海道に」の部分にプロミネンスを置いて発話するのが自然です。 「行ったんです」の部分にプロミネンスを置いた場合「行ったかどうか」に焦点が当たるため、不自然に聞こえます。 プロミネンスとは プロミネンスとは、言語の分野で「話している内容の中で特に伝えたい場所を際立たせること」を指します。英語のprominence(顕著、突出すること)から来ており、日本語では「卓立」と言ったりもします。 わたしたちは話すときに、質問の中で特に何を聞きたいのか、どんな質問に対する回答なのか、または文の中でどこが新情報なのかなどを強調するために、一部を大きくゆっくり発音したり、音のピッチを上げて発音したりします。 例えば「昨日ラーメンを食べた」という文でも①いつ食べたのかを明確にしたい場合は「昨日ラーメンを食べた。」 ②何を食べたのかを明確にしたい場合は「昨日ラーメンを食べた。」 のように下線部の音を高く、抑揚がはっきりするように発音するかと思います。このとき、他の部分よりも強調して話される部分にプロミネンスがあることになります。 \お得な期間限定キャンペーン実施中!短期合格を目指す方は今すぐチェック/ 日本語教員試験対策は「合格パック」詳細はこちら 句末・文末イントネーションとは 「イントネーション」は文単位での音の高さの変わり方や抑揚のことです発話意図によって、平調、上昇調、下降調などが組み合わされ、使い分けられます。 「アクセント」としばしば混同されやすい用語ですが、「アクセント」のほうは単語単位での高さや強さの強勢の位置のことです。日本語では高低アクセントのことを指し、「橋」や「箸」、「雨」や「飴」、「日本」や「二本」のように、音の高さによって単語の意味が変わります。関西方言などでは同じアクセントで発音されることもあり、地域によってアクセントのパターンは異なります。...
日本語教師の国家資格を通信講座で取得!最短ルートと講座の選び方
2024年4月、日本の教育現場に大きな変化が訪れました。日本語教師が「登録日本語教員」という待望の国家資格になったのです。この変革は、これから日本語教師を目指す方にとって社会的地位向上の大きなチャンスですが、同時に「どうすれば効率よく資格を取得できるのか?」という新たな疑問も生んでいます。本記事では、文部科学省の指針に基づいた最新の資格取得ルートと、忙しい社会人が「タイパ」と「コスパ」を両立して合格を手にするための戦略を徹底解説します。 目次 国家資格「登録日本語教員」の仕組み 合格者が語る「独学の限界」と「投資の価値」 「タイパ(時間効率)」を最大化する学習術とは タイパ・コスパ(投資対効果)で選ぶなら、TCJの「短期合格パック」 まとめ 国家資格「登録日本語教員」の仕組み 2024年(令和5年)4月に施行された「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に関する法律(日本語教育機関認定法)」に基づき、文部科学省が認定する「認定日本語教育機関」で教えるためには、国家資格である「登録日本語教員」の取得が必須となりました。文部科学省の指針によると、登録日本語教員になるためには主に以下の2つのルートが定められています。 登録日本語教員への2大ルート 登録日本語教員になるためには、大きく分けて以下の2つのルートがあります。 ・試験ルート 「日本語教員試験(基礎試験・応用試験)」に合格し、登録実践研修機関での「実践研修」を修了するルートです。 ・養成機関ルート 認定を受けた「登録日本語教員養成機関」の課程を修了することで、試験の「基礎試験」が免除されます。「応用試験」の合格と「実践研修」の修了は必須となります。 参照:文部科学省:登録日本語教員の資格取得ルート(経過措置)について 移行期の今だけ!「経過措置」について すでに日本語教師として働いている方や、過去に養成講座を修了した方には、試験の一部が免除されるなどの「経過措置」が用意されています。ご自身がどの区分(ルートA〜Fなど)に該当するかによって、必要な手続きや試験範囲が大きく異なります。経過措置の対象期間や詳細については、非常に複雑なため、必ず文部科学省の公式サイトで最新の情報をご確認ください。 参照:文部科学省「日本語教育機関の認定等に関する法律」について 現在、多くの社会人や独学検討者が注目しているのが、費用を抑えつつ自分のペースで挑戦できる「試験ルート」です。しかし、このルートの最大の壁は、広範な試験範囲と、実務能力を問われる「応用試験」の難易度にあります。 合格者が語る「独学の限界」と「投資の価値」 「まずは市販のテキスト(赤本など)で独学を」と考える方は少なくありません。しかし、国家資格化された「日本語教員試験」は、従来の試験とは一線を画します。単なる知識の暗記ではなく、現場での判断力を問う「応用試験」の壁を前に、独学に限界を感じる受験者が後を絶ちません。実際に独学から「合格パック」への切り替えを決めた受講生からは、次のような切実な声が寄せられています。 50代女性独学から切替 「昨年は完全独学で受験し、落ちてしまいました。分からなかった問題をテキストや過去問で調べても載っていなかったのですが、合格パックのテキストにはその答えが明確に載っていました。言い方は悪いかもしれませんが、『合格には投資が必要だ』と痛感しました」 独学では、何が正解か分からないまま時間を浪費してしまいがちです。国家資格という高いハードルを越えるには、「答えを導き出すためのプロの思考回路」を丸ごと手に入れること。それこそが、不合格による時間と受験費用のロスを防ぐ、最も価値のある「投資」となります。 \お得な期間限定キャンペーン実施中!短期合格を目指す方は今すぐチェック/ 日本語教員試験対策は「合格パック」詳細はこちら 「タイパ(時間効率)」を最大化する学習術とは...
日本語教師の国家資格を通信講座で取得!最短ルートと講座の選び方
2024年4月、日本の教育現場に大きな変化が訪れました。日本語教師が「登録日本語教員」という待望の国家資格になったのです。この変革は、これから日本語教師を目指す方にとって社会的地位向上の大きなチャンスですが、同時に「どうすれば効率よく資格を取得できるのか?」という新たな疑問も生んでいます。本記事では、文部科学省の指針に基づいた最新の資格取得ルートと、忙しい社会人が「タイパ」と「コスパ」を両立して合格を手にするための戦略を徹底解説します。 目次 国家資格「登録日本語教員」の仕組み 合格者が語る「独学の限界」と「投資の価値」 「タイパ(時間効率)」を最大化する学習術とは タイパ・コスパ(投資対効果)で選ぶなら、TCJの「短期合格パック」 まとめ 国家資格「登録日本語教員」の仕組み 2024年(令和5年)4月に施行された「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に関する法律(日本語教育機関認定法)」に基づき、文部科学省が認定する「認定日本語教育機関」で教えるためには、国家資格である「登録日本語教員」の取得が必須となりました。文部科学省の指針によると、登録日本語教員になるためには主に以下の2つのルートが定められています。 登録日本語教員への2大ルート 登録日本語教員になるためには、大きく分けて以下の2つのルートがあります。 ・試験ルート 「日本語教員試験(基礎試験・応用試験)」に合格し、登録実践研修機関での「実践研修」を修了するルートです。 ・養成機関ルート 認定を受けた「登録日本語教員養成機関」の課程を修了することで、試験の「基礎試験」が免除されます。「応用試験」の合格と「実践研修」の修了は必須となります。 参照:文部科学省:登録日本語教員の資格取得ルート(経過措置)について 移行期の今だけ!「経過措置」について すでに日本語教師として働いている方や、過去に養成講座を修了した方には、試験の一部が免除されるなどの「経過措置」が用意されています。ご自身がどの区分(ルートA〜Fなど)に該当するかによって、必要な手続きや試験範囲が大きく異なります。経過措置の対象期間や詳細については、非常に複雑なため、必ず文部科学省の公式サイトで最新の情報をご確認ください。 参照:文部科学省「日本語教育機関の認定等に関する法律」について 現在、多くの社会人や独学検討者が注目しているのが、費用を抑えつつ自分のペースで挑戦できる「試験ルート」です。しかし、このルートの最大の壁は、広範な試験範囲と、実務能力を問われる「応用試験」の難易度にあります。 合格者が語る「独学の限界」と「投資の価値」 「まずは市販のテキスト(赤本など)で独学を」と考える方は少なくありません。しかし、国家資格化された「日本語教員試験」は、従来の試験とは一線を画します。単なる知識の暗記ではなく、現場での判断力を問う「応用試験」の壁を前に、独学に限界を感じる受験者が後を絶ちません。実際に独学から「合格パック」への切り替えを決めた受講生からは、次のような切実な声が寄せられています。 50代女性独学から切替 「昨年は完全独学で受験し、落ちてしまいました。分からなかった問題をテキストや過去問で調べても載っていなかったのですが、合格パックのテキストにはその答えが明確に載っていました。言い方は悪いかもしれませんが、『合格には投資が必要だ』と痛感しました」 独学では、何が正解か分からないまま時間を浪費してしまいがちです。国家資格という高いハードルを越えるには、「答えを導き出すためのプロの思考回路」を丸ごと手に入れること。それこそが、不合格による時間と受験費用のロスを防ぐ、最も価値のある「投資」となります。 \お得な期間限定キャンペーン実施中!短期合格を目指す方は今すぐチェック/ 日本語教員試験対策は「合格パック」詳細はこちら 「タイパ(時間効率)」を最大化する学習術とは...
【日本語教員試験】待遇表現とは?敬語だけで終わらない「相手との距離」の教え方
この記事では、相手をどのように扱うかにかかわる「待遇表現」とその教え方について解説します。日本語教員試験のキーワード学習や授業計画にぜひお役立てください。 目次 待遇表現とは 親愛表現、自尊表現、尊大表現、軽卑表現 使うべき待遇表現を間違えると、どのようなコミュニケーショントラブルが起こる? 日本語学習者へ教える際に注意すべき点 まとめ 待遇表現とは 皆さんは「待遇」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。一般的に「待遇」といえば会社などの給与や福利厚生を指して「待遇がいい・悪い」などと言ったりしますが、本来「待遇」は「相手をもてなす・扱う」という意味を持つ言葉です。 今回扱う「待遇」は言語学の分野での「待遇表現」。待遇表現とは「相手や自分をどう扱うか」に関わる表現で、上下関係や親疎(親しいかそうでないか)など、相手との心理的、社会的距離を表す表現のことを言います。 おそらく一番聞きなじみがあるのは敬語でしょう。「敬語」とは、主に相手や聞き手の立場を高めたり話し手がへりくだったりすることによって敬意や配慮を表す表現のことで、相手の行動を高める尊敬語、自分の行動を低める謙譲語、聞き手に対し丁寧さを表す丁寧語などがあります。 日本では小学校から国語の授業で敬語を学習しますが、日本語教育では、一般的に初級後半から敬語の学習が始まります。 敬語の例1) 「お~します/ご~します」「お~になります/ご~になります」などの形で謙譲や尊敬語を表すもの ・持ちます→「お持ちします(謙譲語)」「お持ちになります(尊敬語)」 ・話します→「お話しします(謙譲語)」「お話しになります(尊敬語)」 ・確認します→「ご確認いたします(謙譲語)」「ご確認ください(尊敬語)」 敬語の例2) 通常の言い方と敬語でまったく別の語彙を使うもの ・言います→「申し上げます(謙譲語)」「おっしゃいます(尊敬語)」 ・行きます・来ます→「伺います・参ります(謙譲語)」「いらっしゃいます(尊敬語)」 待遇表現は敬語だけ? 「待遇表現」は敬語だけではありません。「待遇表現」は、相手への配慮、社会的・心理的距離の調整に関わる表現や言語行動全般を含む広い概念で、相手に対して丁寧さ・親しみやすさを出して受け入れやすさを高める表現、反対に相手に対して距離をあける表現や非言語行動も含まれます。 例) ・「やって」ではなく「やってくれると助かる」などの言い方をする ・「ちょっと」「実は~んだけど」などのクッション言葉を入れる ・「~てしまったものだから」など理由を付け加える ・「お忙しいところすみませんが」などの前置きをする ・優しいトーン、スピードや表情で話す(非言語的要素) ・話の内容に合わせて声の大きさや表情を変える、...
【日本語教員試験】待遇表現とは?敬語だけで終わらない「相手との距離」の教え方
この記事では、相手をどのように扱うかにかかわる「待遇表現」とその教え方について解説します。日本語教員試験のキーワード学習や授業計画にぜひお役立てください。 目次 待遇表現とは 親愛表現、自尊表現、尊大表現、軽卑表現 使うべき待遇表現を間違えると、どのようなコミュニケーショントラブルが起こる? 日本語学習者へ教える際に注意すべき点 まとめ 待遇表現とは 皆さんは「待遇」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。一般的に「待遇」といえば会社などの給与や福利厚生を指して「待遇がいい・悪い」などと言ったりしますが、本来「待遇」は「相手をもてなす・扱う」という意味を持つ言葉です。 今回扱う「待遇」は言語学の分野での「待遇表現」。待遇表現とは「相手や自分をどう扱うか」に関わる表現で、上下関係や親疎(親しいかそうでないか)など、相手との心理的、社会的距離を表す表現のことを言います。 おそらく一番聞きなじみがあるのは敬語でしょう。「敬語」とは、主に相手や聞き手の立場を高めたり話し手がへりくだったりすることによって敬意や配慮を表す表現のことで、相手の行動を高める尊敬語、自分の行動を低める謙譲語、聞き手に対し丁寧さを表す丁寧語などがあります。 日本では小学校から国語の授業で敬語を学習しますが、日本語教育では、一般的に初級後半から敬語の学習が始まります。 敬語の例1) 「お~します/ご~します」「お~になります/ご~になります」などの形で謙譲や尊敬語を表すもの ・持ちます→「お持ちします(謙譲語)」「お持ちになります(尊敬語)」 ・話します→「お話しします(謙譲語)」「お話しになります(尊敬語)」 ・確認します→「ご確認いたします(謙譲語)」「ご確認ください(尊敬語)」 敬語の例2) 通常の言い方と敬語でまったく別の語彙を使うもの ・言います→「申し上げます(謙譲語)」「おっしゃいます(尊敬語)」 ・行きます・来ます→「伺います・参ります(謙譲語)」「いらっしゃいます(尊敬語)」 待遇表現は敬語だけ? 「待遇表現」は敬語だけではありません。「待遇表現」は、相手への配慮、社会的・心理的距離の調整に関わる表現や言語行動全般を含む広い概念で、相手に対して丁寧さ・親しみやすさを出して受け入れやすさを高める表現、反対に相手に対して距離をあける表現や非言語行動も含まれます。 例) ・「やって」ではなく「やってくれると助かる」などの言い方をする ・「ちょっと」「実は~んだけど」などのクッション言葉を入れる ・「~てしまったものだから」など理由を付け加える ・「お忙しいところすみませんが」などの前置きをする ・優しいトーン、スピードや表情で話す(非言語的要素) ・話の内容に合わせて声の大きさや表情を変える、...